脂肪注入豊胸でしこりができる原因とは?石灰化や対処法を解説

脂肪注入豊胸のしこりとは壊死した脂肪細胞の塊のことで、放置すれば石灰化するリスクもあります。

そこで脂肪注入豊胸のしこりについて貸与法やリスクを軽減する方法などを解説しています、脂肪注入豊胸のデメリットの1つ「しこり」について、しっかり確認して、自分だけの理想のバストを手に入れましょう。

脂肪注入豊胸のしこりとは?

脂肪注入豊胸のバストに注入された脂肪が、吸収されずに栄養や酸素が足りずに死んでしまった細胞が固まってしまったものをしこりと言います。

しこりの中でも種類があり、自然に消えるものや放置すれば残って硬くなるものなど様々です。しこりの種類と特徴を紹介します。

脂肪壊死

注入した脂肪で定着せずに死んでしまった状態の脂肪です。死んでしまった脂肪が集まりドロドロとしている状態で、しこりの初期段階。オイルシストに変化することが多々あります。

オイルシスト(脂肪嚢胞)

オイルシストはバストに脂肪を注入した際に、死んだ脂肪細胞がオイル状になって膜で包まれたしこりです。ダウンタイム中や初期のしこりに多く、場合によっては自然に吸収されて小さくなる場合もあります。

線維化

死んでしまった脂肪細胞をコラーゲンなどの繊維が修復しようとして、硬くなったしこりのことです。触るとコリコリとした触感がして、自然に小さくなる場合もあります。石灰化するパターンもあるため定期的なエコー検査が必要になります。

石灰化

バストに注入された脂肪がしこりになり、カルシウム成分が沈着してカチカチに硬く固まってしまった状態のことを言います。すぐにしこりが石灰化するわけではなく、数カ月~数年後と長い年月をかけて石灰化するパターンが多いです。

脂肪注入豊胸でしこりができる原因

脂肪注入豊胸でしこりができる原因をまとめました。しこりができてしまうリスクを知っておきましょう。

しこりができる原因
  • 1度に大量の脂肪を注入した
  • 1箇所にまとめて脂肪を注入した
  • 不純物が多い脂肪を注入した
  • 術後に喫煙やバストを圧迫した

1度に大量の脂肪を注入した

1度に大量の脂肪を注入しすぎると、バストの定着スペース、栄養や酸素が足りずにしこりができる原因になります。

1度に大量の脂肪を注入しても、脂肪全部が定着することはありません。むしろ脂肪同士が潰しあい、行き場を失った脂肪が身体に吸収されることなく、大きなしこりの塊のなる可能性が高くなります。

1箇所にまとめて脂肪を注入した

医師がまとめて1箇所の脂肪を注入してしまうと血流が滞り、凝りになる原因になります。

脂肪を1箇所にまとめて注入してしまうと、大きな塊となり表面上でしか血流が通わなくなり、脂肪の中心部には栄養や酸素が届かない状態となります。そのため身体は脂肪の塊を異物と判断し、大きなしこりとなって、最悪の場合は石灰化してしまいます。

不純物が多い脂肪を注入した

脂肪注入豊胸で不純物が多い状態の脂肪を注入したら、しこりになる原因になります。

吸引した脂肪の中には麻酔液や死んだ脂肪細胞など不純物が多く含まれています。このような不純物を除去せずにバストに注入すると、正常な細胞と死んだ細胞が炎症を起こしてしまい、しこりになってしまいます。吸引した脂肪をどのような方法で不純物を取り除くかはしこりのリスクにも繋がります。

術後に喫煙やバストを圧迫した

脂肪注入豊胸の術後に喫煙やバストを圧迫するような行動をすると、しこりができる原因になります。タバコを吸うと血流が悪くなり、栄養や酸素が届きにくくなりしこりができる可能性が上がります。

また、バストを圧迫してしまうと定着途中の脂肪がちぎれたり脂肪が壊死してしこりへと変わってしまいます。手術や医師の腕が完璧でも術後のアフターケア次第ではしこりができるリスクが上がるので十分気をつけてください。

しこりができてしまったときの対処法

脂肪注入豊胸でしこりができてしまった場合の対処法を3つ紹介します。しこりができてしまっても状況によって対処法が違うので、しっかり確認してください。

対処法
  • エコー検査を受ける
  • 自然に吸収されるのを待つ
  • 状態によってはしこりを除去する

エコー検査を受ける

脂肪注入豊胸でしこりができてしまったら、最初にエコー検査を受けてください。エコーではしこりの大きさや深さなど正確に把握する事ができるので、早期に対処するべきことが分かります。

またエコー検査ではダウンタイム中の腫れや内出血による一時的なものなのか、今後硬くなる可能性のあるしこりなのかの判断もできます。しこりができたかも?と不安に思ったらすぐにエコー検査を受けてみてください。

自然に吸収されるのを待つ

脂肪注入豊胸後1か月~3か月の間にできたしこりであれば、自然に吸収されるのを待ちましょう。ダウンタイム中は腫れや拘縮の可能性も十分考えられるので、ひとまずは様子見するのも一つの手です。

半年以上経ってもしこりが消えない場合や以前よりも硬くなっている場合はクリニックに相談してみてください。

状態によってはしこりを除去する

脂肪注入豊胸のしこりは、状態に寄っては除去することが推奨されています。しこりを除去する方法を簡単にまとめてみました。

注射器で吸い出す場合

数ヶ月以内にできたしこりで脂肪がドロドロの油になり、膜が包んでいるだけの場合は注射で吸い出し除去できます。除去する時間は数分で完了し、注射器なので傷跡も目立ちません。ガチガチに固まる前でないと注射器で吸い出せないので、早期発見が大事になります。

カニューレで吸引する場合

長期間放置したオイルシストや膜が固くなったしこりは、カニューレで吸引・除去できます。吸引する際はカニューレうで吸い出しやすいように、しこりの組織を砕いて吸引します。傷は数ミリなので目立ちにくく身体への負担も少なくて済みます。

切開して摘出する場合

完全に骨のように硬く石灰化したしこりは、切開して除去するしかありません。アンダーバストや乳輪の際など比較的傷が目立たない場所を切開して、医師の目で確認しながらしっかりと除去作業の臨みます。どんなに大きく硬く石灰化したしこりでも切開すれば除去することができます。

しこりのリスクを軽減するための方法

しこりのリスクを軽減するための方法を紹介します。少しでもリスクを下げたい人は参考にしてください。

脂肪の不純物を排除する加工方法を選ぶ

脂肪注入豊胸のしこりのリスクを軽減するために、脂肪の不純物をなるべく排除する方法を選びましょう。コンデンスリッチ豊胸や幹細胞培養豊胸はしこりのリスクは10%以下と極めて低い数字です。

技術が高い分費用は高いですが、バストの中の脂肪細胞が壊死するリスク、しこりのリスクが根本的に減らすことができるので妥協しないようにしましょう。

エコー検査が充実しているクリニックを選ぶ

エコー検査が充実しているクリニックであれば、何らかの違和感やトラブルがあった際にすぐに調べることができます。万が一エコー検査でしこりが見つかった場合、自然に消失する良性のしこりもあれば、注射による注入でしこりを取り除くなど早期対処ができます。

何より不安な気持ちを払拭できるので、アフターフォローが充実しているクリニックは術後も心強いです。

脂肪注入豊胸のしこりについてよくある質問

胸が硬いのは全部しこりですか?

脂肪注豊胸の術後1か月~3か月であればむくみや腫れの可能性があります。3か月以上経って硬い塊や痛みがある場合はクリニックにご相談ください。

しこりがあると乳がん検診やエコー検診は受けれませんか?

しこりがあっても乳がん検診、エコー検診は受けることができます。ただし、検査がスムーズに行われるように事前にしこりがある旨を伝えておきましょう。現代の医療であれば「しこり」と「乳がん」を見分けることができるのでご安心ください。

しこりができても放置して消える場合もありますか?

初期段階のちいさなしこりであれば、自然に吸収されて消えることもあります。ある程度の大きさのしこりを長期間放置してしまうと石灰化して痛みを伴う可能性もあるので、エコー検査をして医師に相談することをおすすめします。